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スポーツ内科って何?

[2026.05.23]

近頃増えてきたスポーツ外来への受診について

日本でスポーツ医学というと、多くの場合、整形外科を思い浮かべる方が9割以上を占めます。
しかし、現在、スポーツ内科という分野が日本でも徐々に広がっています。
海外では内科医がスポーツ医学の現場で多く活躍しており、特にアメリカでは、私が専門とする家庭医がスポーツ医学を担うことが一般的です。

スポーツ内科の役割と診療範囲

スポーツ内科が何を診るのか、疑問に思われる方も多いでしょう。
一言で言えば、手術を必要としない怪我以外のあらゆる体調トラブルが診療対象となります。

主な診療内容 内科的疾患全般、手術を伴わない怪我の管理、コンディショニング
対象となる症状 貧血、感染症、消化器症状、熱中症、捻挫、靭帯の痛みなど

競技アスリートを悩ませる貧血への専門的アプローチ

競技スポーツを続ける中で、多くの選手が直面する疾患の一つに貧血があります。特に陸上競技に取り組む方に多い疾患であり、最近では多くのチームが独自に血液検査を実施しているようです。

しかし、血液データを正確に読み解かなければ、隠れた貧血を見逃してしまう恐れがあります。数値上は一見、問題がないように見えても、専門的な視点から分析するとパフォーマンス低下の原因が潜んでいるケースも少なくありません。

遠征時や環境変化に伴う体調不良への対応

合宿での環境変化や海外遠征時に発生する感染症、あるいは消化器症状なども、スポーツ内科が対応する重要な領域です。帯同ドクターとして、選手が慣れない環境下でもベストを尽くせるよう、内科的な側面から徹底的にサポートします。

怪我の管理と健康スポーツにおける注意点

手術を要しない怪我への対応も多岐にわたります。治療の大原則は安静ですが、「練習を休みたくない」という選手の切実な本音も無視できません。そのため、症状を悪化させずに競技を継続するためのアドバイスを丁寧に行います。

また、健康維持を目的としたスポーツでも注意すべき点は数多く存在します。
特にこれからの時期は熱中症に警戒が必要です。
スポーツをしていない場面でも起こり得る疾患ですが、運動中はさらにリスクが高まるため、より細心の注意を払わなければなりません。
そのほか、捻挫や靭帯の痛みなど、スポーツに伴う多様なトラブルにも幅広く対応いたします。

このように、幅広い症状に対して総合的に向き合い、アスリートやスポーツ愛好家の活動を支えるのが私たち家庭医・スポーツ内科医の役割です。

最近では遠方から、スポーツに関するお悩みで受診される方も増えてきました。
悩みは様々ですが、多くの方がどこにこの悩みを相談したら良いのかわからなくて、インターネットで調べてきてくださるようです。

どんな些細な事でも構いませんので、どうぞお気軽にご相談くださいね。

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